シャンプーには様々な洗浄成分がありますが洗浄力が強ければ頭皮に刺激があります。
逆に洗浄成分の洗浄力が少なければ頭皮には優しいとされていますが少し誤解があるので解説していきます。
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この記事の目次
頭皮に優しい洗浄成分
過去に洗浄成分の種類をお話しましたね。
実はシャンプーは様々な洗浄成分を組み合わせて製造されています。
で、よくアミノ酸系のシャンプーとか高級アルコール系のシャンプーってよく紹介していると思いますがちょっと??って思いませんか?
シャンプーの洗浄成分を自分で見てみると洗浄成分が複数あるので特定の成分しか知らない場合はアミノ酸系のシャンプーでも高級アルコール系と勘違いしやすいと思います。
シャンプーの成分を見る時に重要なのは成分表示は多い順番に表示されています。
肌に優しいシャンプーをある程度集めて少し解説をしていきます。
ベタイン系のシャンプー
水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-4酢酸Na、ココイルアラニンTEA、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、DPG、コカミドメチルMEA、メドウフォーム-δ-ラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クレアチン、ゼイン、ジラウリン酸セラミドNS、ダイズステロール、カゴメエキス、α-グルカンオリゴサッカリド、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、カキタンニン、サトウキビエキス、ヘマチン、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、PCA-Na、乳酸Na、グリセリン、ポリクオタニウム-10、PEG-1ラウリルグリコール、ラウリルスルホ酢酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ポリクオタニウム-47、クオタニウム-18、ベヘントリモニウムクロリド、プロパンジオール、オレイン酸ポリグリセリル-10、グルタミン酸ジ酢酸4Na、クエン酸、クエン酸Na、セテアレス-60ミリスチルグリコール、安息香酸Na、PEG-20ソルビタンココエート、カラメル、硫酸亜鉛、トコフェロール、イソプロパノール、エタノール、BG、メントール、香料
フィヨーレFプロテクトシャンプーの洗浄成分の場合は以下の通りです。
- ラウラミドプロピルベタイン
- ラウレス-4酢酸Na
- ココイルアラニンTEA
- スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
DPGは化粧品に1%までしか配合できないので以下は1%未満の配合になります。
フィヨーレFプロテクトシャンプーはベタイン系の洗浄成分に洗浄力をます為に酸性石鹸系の洗浄成分を配合する事により洗浄力をアップさせています。
その他に配合される成分はコンディショニングをアップする成分を使用している為肌に優しく髪の毛のダメージケアの出来るシャンプーになっていますが。
ダメージケア + スキンケアになるのでコンディショニング成分が肌に刺激になったりするので何とも難しい立ち位置のシャンプーになります。
アミノ酸系のシャンプー
水、ココイルメチルアラニンNa、グリセリン、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン、ラウリルグルコシド、ラウロイルシルクアミノ酸K、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、タナクラクレイ、ジステアリン酸グリコール、ポリクオタニウム-10、アルキル(C12.14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl、ステアリルトリモニウムサッカリン、DPG、イソステアロイル乳酸Na、クレアチン、ラフィノース、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ヘマチン、クエン酸、タチジャコウソウ花/葉エキス、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、ビルベリー葉エキス、エタノール、クエン酸、ラベンダー油、ペンチレングリコール、イソプロパノール、フェノキシエタノール、香料
ハホニコエコニコダイチスクスクシャンプーの場合洗浄成分は以下の通りです。
- ココイルメチルアラニンNa
洗浄成分を洗浄力がある程度ある成分で構成されその他の成分で洗浄成分を弱めたり質感をよくしてあります。
シンプルなシャンプーですが少しどちらかと言うとスキンケアできるタイプのシャンプーなので質感を向上させる成分が少な目です。
肌に優しいシャンプーでダメージケアはあまりできないタイプのシャンプーという事です。
タウリン系のシャンプー
水、ココイルメチルタウリンNa,ココアンホプロピオン酸Na,オレフィンスルホン酸Na,パーム核脂肪酸アミドDEA,ココイルグルタミン酸TEA,エタノール,リン酸,ポリクオタニウムー10,フェノシキエタノール,ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン液,ロジン酸ペンタエリスリット,乳酸/パパイン
イオニートエッセンスVシャンプーの洗浄成分は以下の通りです。
- ココイルメチルタウリンNa
- ココアンホプロピオン酸Na
- オレフィンスルホン酸Na
- パーム核脂肪酸アミドDEA
- ココイルグルタミン酸TEA
ココイルメチルタウリンがベースでほぼタウリン系のシャンプーになって居ます。その他にコンディショニング成分があまり入っていないので安全性の高いシャンプーです。
また、シャンプーの洗浄成分が保湿性があるので洗いあがりがヌルヌルとした感じですが保湿されるためです。
タウリン系の洗浄成分自体は肌に優しいのですが頭皮に残ったりするとトラブルの原因になるのでしっかり洗い流しましょう。
弱い洗浄成分+洗浄力の高い洗浄成分
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココアンホ酢酸Na、PG、コレステロール、クオタニウム-33、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン、ハチミツ、サトウキビエキス、ショウガ根エキス、ジオウエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、センキュウエキス、チャエキス、テオブロマグランジフロルム種子脂、ポリクオタニウム-10、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、エタノール、BG、イソプロパノール、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、ラウラミノプロピオン酸Na、クオタニウム-18、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、塩化Na、安息香酸Na、メチルパラベン、 EDTA-2Na、香料
洗浄成分は以下の通りです。
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウレス硫酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- コカミドメチルMEA
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- ココアンホ酢酸Na
実は美容室で販売されるシャンプーも洗浄力の強い成分を使用している事があります。
ラウレス硫酸Naは洗浄力の強い事が知られますがメインで使用しないで足りない洗浄成分を補いつつ他に肌に優しい洗浄成分で洗浄力をコントロールするというイメージです。
タウリン系の洗浄成分やベタイン系の洗浄成分の欠点は洗浄力が少なく保湿されるけどべた付くという事です。
そこで洗浄力の強い成分でコントロールするという感じです。そうする事で弱点がなくなるので必ずしも悪いとも言えません。
頭皮に優しい洗浄成分・まとめ
洗浄成分が肌に優しくなるとダメージケアする成分が少なくなります。
また、コンディション成分を入れれない分髪の毛がきしんだりパサつくという事も生まれます。
シャンプーはいろいろなメーカー事に考えて作られているので成分だけではなかなかわからない事もあるのです。