正しいシャンプーの仕方って難しいですよね。ネットで正しいシャンプーの仕方を検索してもどれもめんどくさい方法でいまいちピンときません。
そもそもシャンプーとは、もともとシャンプーとは洗うという意味はありません。
シャンプーの語源はヒンズー語で『カンプ―』と言う所から来ています、カンプ―とはマッサージをする、もみほぐすという意味があります。
参考リンク:シャンプーの意味-wiki
最近ではシャンプーってシャンプー剤を使って泡立て洗う事をシャンプーと言いますが、一昔前の人はツバキ油やホホバオイルを頭に付けてマッサージをしていました。現在のヘッドスパでも同じ事を行っていますよね。
おばあちゃんとかは毎日シャンプーしたら風邪をひくとかよく言っていましたが現代の人はワックスやスプレーといった整髪料で髪の毛が昔とは違います。
それにカラーやパーマのダメージをケアする為にトリートメントなどもう髪の毛が油まみれなので毎日洗わないといけなくなったのです。
ここまでお話したように、シャンプーで重要な事は洗うのではなく頭皮をマッサージする事が一番重要ですがシャンプーに洗浄力ってあまり必要じゃありませんね。
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この記事の目次
シャンプーのやり方
良くシャンプー前にブラッシングをした方がいいと言いますがワックスが付いた髪の毛ではブラッシングは無理ですよね。
スタイリング剤を付けていない方はブラッシングをした方が頭皮のフケや汚れが取れやすいのですが不要です。
- 洗う前にブラッシング※
- お湯洗いをしっかりする
- シャンプーを泡立てて洗う
- シャンプーを流す
- トリートメント・コンディショナー
- トリートメントを流す
※やらなくてもいい
ではそれぞれのポイントを詳しくお話していきます。
シャンプー前のブラッシング
シャンプー前のブラッシングはワックスなどのスタイリング剤が付いていない場合はブラッシングをした方が良いです。
ブラッシングの主な効果は頭皮のフケの除去です。
その他に血行を良くするとか頭皮の汚れを落としやすくするなどの効果がありますが頭皮が乾燥している方はあまりやらない方がいいです。
参考:正しい地肌の頭皮ケア方法
ブラシの種類は様々ですが一番いいのは動物の毛が使ってあるクッションブラシです。
豚毛のクッションブラシは動物性の櫛の場合は皮脂の油と非常になじみが良く髪の毛についている余分な皮脂の油を取ってくれます。また、油が適度に乗っているので静電気が起きないので朝のブラッシングにも便利なので持っておくと良いでしょう。
シャンプー前にお湯洗い
シャンプーをする前は必ずお湯洗いをしましょう。最低3分ほど温めのお湯で洗う事により髪の毛の汚れはほとんど落ちます。
記事の初めにも言いましたがシャンプー剤で洗うという感覚は捨てましょう。
また、お湯洗いをしっかりする事で髪の毛に水分がたっぷり含まれるので、相対的にシャンプー剤が薄まり髪の毛を痛めるリスクも低くしてくれます。
ワックスやスタイリング剤を使用している方は特にお湯洗いを念入りにしておきましょう。しっかり流す事により泡立ちも良くなりシャンプーの使う量も減ります。
- 3分以上は流す
- シャンプーの量が減る
- シャンプーが薄まりダメージ予防になる
シャンプー剤を付けて泡立てる
いよいよシャンプー剤を付けてシャンプーをします。シャンプー剤はポンプ式なら1プッシュを手に取り髪の毛全体になじませていきます。
ここでポイントですがシャンプーはまずしっかり泡を立てましょう。
シャンプーでゴシゴシ洗う前にしっかり泡立てる事で髪の毛と髪の毛の摩擦を軽減してくれるので必ず泡をしっかり立てましょう。
もしシャンプー剤を付けて泡だたなかったらもう一度軽く流しましょう。ここでシャンプーを追加しても泡立たないしシャンプー剤を多く使いすぎてしまうので無理はいけません。
軽く流したらもう一度シャンプー剤を付けあわだてましょう。全体が泡立ったらシャンプーの開始です。
Q なぜ泡だてないといけないか?
A シャンプーの泡は汚れを落とす物ではなく洗うときの摩擦を軽減する為だから
泡立ったらマッサージをするように洗う
シャンプーをする時は全体的に適当に洗うのではなく洗う場所を図のように決めて重点的に洗う事が大切です。洗い方はいろいろありますが髪の毛全体が指でシャカシャカ洗えていれば大丈夫です。
美容室や理容室で洗われている時をイメージして頭皮をマッサージするように洗っていきましょう。
洗うポイントポイント①毛先のシャンプー
毛先はお湯洗いでほとんど汚れが落ちているので洗う時は手櫛で指を通すだけにしましょう。
間違っても髪の毛と髪の毛を擦るように洗う事をしないように。
髪を擦り合わせて洗うと髪の毛のキューティクルが破損する原因になるので注意してください。
ポイント②シャンプー後は泡パック
シャンプーが終わったら泡を髪の毛に残して数分時間を置きましょう。
天然の成分や保湿成分が髪の毛や頭皮に浸透する事によって質感が向上します。
シャンプーによっては時間を置く事でよりしっとりする物があるので必ず泡パックをしましょう。
ポイント③シャンプーを流す
シャンプーを流す時はなるべくぬるめのお湯の方がキューティクルが開かないのでおすすめです。
また、髪の毛にダメージが多い方は無理にシャンプーを流さないでトリートメントをした後にしっかり流した方が髪の毛の摩擦が少なくてダメージ予防になります。
トリートメント・コンディショナー・リンス
シャンプー後のトリートメント・コンディショナー・リンスはどれもほとんど同じ成分なのでどれか1つを使用すれば十分です。
トリートメントやコンディショナー・リンスの仕組みはシャンプーとの相乗効果で『イオン結合』するので同じメーカーの物や美容室で販売されているトリートメントを使用した場合はお湯洗いを30分ぐらいしても成分が髪の毛に残っているのでしっかり流しましょう。
ここでトリートメントを残し気味に流してしまうと頭皮が臭ったりトラブルの原因になるので注意をしましょう。
LINKプロが教えますトリートメント・コンディショナー・リンスの違い
シャンプー後は優しくタオルドライ
シャンプー後のタオルドライは特に注意をしましょう。シャンプー同様髪の毛と髪の毛を擦るようにタオルで拭くと髪の毛のキューティクルが破損します。
ですからタオルで毛先の水分を取る時は『パン・パン』と叩いて水分を取り、洗い流さないトリートメントなど使用して髪の毛をケアしましょう。
正しいシャンプーのやり方は人それぞれですが私が普段お客様にやっているやり方を自宅ようにアレンジしたのでまずはやってみてください。