まず、このシャンプーは一言でいってしまうと本当に良くできているシャンプーです。
成分は単純に洗浄成分がコンディショニング効果のある成分で構成されており髪の毛の質感を向上させる余分な成分があまり入っていないので洗浄成分で勝負している感じのシャンプーです。
また、パッケージですがどこのシャンプーよりもあまりかっこよい感じではない所が本気でシャンプーの中身で勝負している感じがわかりますね。
実はシャンプーのパッケージって中身よりも高くなってしまう事があります。しかもシャンプーのボトルに印刷をした場合非常にコストがかかります。
アロマのやさしさシャンプーはパッケージにコストをあまりかけないで商品を製造しているのでとても良心的なシャンプーと言えます。
価格もある程度しますが納得といったお値段になって居るのでおすすめのシャンプーでもあります。
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この記事の目次
アロマのやさしさシャンプーの成分
アロマのやさしさシャンプー成分
水(精製水)、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドメチルMEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ラウラミノプロピオン酸Na、ココイルアラニンTEA、ラウラミンオキシド、ホホバ油、コムギ胚芽油、オレンジ油、ローズマリー油、ティーツリー油、ラベンダー油ラベンダー、ベルガモット果実油、オニサルビア油(クラリーセージ油)、グリセリン油、カミツレエキス(カモミールエキス)、セイヨウハッカエキス、メリッサエキスメリッサ(レモンバーム)、セージエキス、レモングラスエキス、ユズ果実エキス、乳酸オレイル、クエン酸、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、ポリクオタニウム-10、BG、塩化Na、メタリン酸Na、エタノール、フェノキシエタノール
まず、シャンプーに含まれる成分は多い順番に表示されます。
アロマのやさしさシャンプーの洗浄成分は7種類の界面活性剤(洗浄成分)で構成されているシャンプーでとてもマイルドに洗えるように成分を調整してあります。
普通のシャンプーは洗浄成分 + コンディショニング剤を使用して質感を出す事は多いのですがアロマの優しさは洗浄成分自体が質感の出る物で構成してあるのがポイントです。
もちろん植物性油もコンディションを整えてくれる成分ですがどちらかと言うと頭皮に良いという感じの配合量になっており髪の毛への質感はあまりないと思いますがそれぐらいがシャンプーにとってはベストです。
アロマのやさしさシャンプーの洗浄成分
アロマのやさしさシャンプーの洗浄成分は以下の通りです。
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロアンホ酢酸Na
- ラウラミドプロピルベタイン
- コカミドメチルMEA
- ラウリン酸ポリグリセリル-10
- ラウラミノプロピオン酸Na
- ココイルアラニンTEA
界面活性剤は必ずデメリットとメリットが存在しております。ですから多くのメーカーがシャンプーの洗浄成分を複数組み合わせて洗浄成分のデメリット部分を補おうようにできております。
アロマのやさしさシャンプーの場合は7種類も入れているのでとても複雑に微調整している事がわかります。
ココイルグルタミン酸TEA
ココイルグルタミン酸TEAはアミノ酸系の界面活性剤では昔から使われている成分です。少し分解して説明するとココイルはヤシの油脂からとった成分でグルタミン酸はアミノ酸です。
そこへTEA(トリエタノールアミン)を化合させた洗浄成分で高い洗浄力なのに肌に刺激の少ない洗浄成分です。ココイルグルタミン酸Naと親戚的な感じですね。
ラウロアンホ酢酸Na
ラウロアンホ酢酸Naはアミノ酸系の両性イオンの洗浄成分でとてもマイルドな洗いあがりとコンディショニング効果がある洗浄成分です。
アロマのやさしさシャンプーはメインの洗浄成分にコンディショニング効果を与える為と洗浄成分をさらにマイルドにする為に配合しているみたいです。
ラウラミドプロピルベタイン
ラウラミドプロピルベタインはベタイン系の洗浄成分で両性イオンの界面活性剤です。ベタイン系の洗浄成分はコンディショニング効果の高い洗浄成分で泡立ちが少ないのですが髪の毛がしっとりする成分です。
洗浄力を緩和する効果と質感を向上させてくれます。
コカミドメチルMEA
ヤシの実から作られる界面活性剤で主にシャンプーの洗浄力よりもシャンプーの泡立ちをよくしてくれたりするための増粘剤に近い成分です。
肌への刺激が弱いのでシャンプーの補助成分に使用されますが洗浄成分でもあります。
ラウリン酸ポリグリセリル-10
食品にも添加される優しい界面活性剤です。洗浄力はあまりなく乳化剤としてやシャンプーのコンディションを整える効果のある成分で洗浄成分と言うよりもコンディションを上げる為の成分。
ラウラミノプロピオン酸Na
アミノ酸系の両性イオンの洗浄成分で洗浄力・コンディション・起泡性・低刺激と非常に優れた洗浄成分でアミノ酸系のシャンプーやボディーソープに良く使用される成分。
両性イオンなのでPHが酸性・アルカリ性で洗浄成分が異なる性質があるのでカラーやパーマの後にも良い洗浄成分
ココイルアラニンTEA
アミノ酸系のアニオン界面活性剤で低刺激洗浄力のある洗浄成分で比較的アニオン系・アミノ酸系の洗浄成分の中では洗浄力の高いのですがしっとりするタイプの洗浄成分です。
洗浄成分を全体的に見てみると洗浄力よりも泡立ちとコンディションに特化したイメージです。
アロマのやさしさシャンプーの保湿剤
アロマのやさしさシャンプーはコンディショニング成分がほとんど入っていないので髪の毛をコーティングしたりする成分がほとんど入っていません。
コンディショニング剤自体はほぼ入っていないのですが髪の毛の質感を向上させてくれる成分は以下の通りです。
- ラウラミンオキシド
- ミリスチン酸ポリグリセリル-10
- 乳酸オレイル
- ポリクオタニウム-10
ラウラミンオキシド
ラウラミンオキシドはカチオン性界面活性剤なので一応洗浄力のある成分ですが洗うという効果よりも髪の毛のコンディショニング効果のある成分で主にコンディショナーやリンスに入っている成分です。
主に保湿効果や静電気を防止する効果がある。
アロマのやさしさシャンプーは洗浄成分をさらに優しくする目的で入れてあります。
乳酸オレイル
油性のエモリエント剤髪の毛のキシミを軽減してくれます。
ミリスチン酸ポリグリセリル-10
天然の油脂とグリセリンから作られる非イオン(ノニオン)界面活性剤で一応乳化作用のある成分主に保湿する作用や油分をなじませる力のある成分。
乳酸オレイルとの兼ね合いで入っている感じがします。
ポリクオタニウム-10
カチオン化セルロースで植物から作られる保護剤で有名ですがアロマのやさしさシャンプーの場合は配合力がら言って最低限の配合になっているので質感の微調整とシャンプーの保湿効果を高める感じになっています。
アロマのやさしさシャンプーの植物由来の成分
天然植物油 | ホホバ油、小麦胚芽油 |
エッセンシャルオイル(精油) | オレンジ油、ローズマリー油、ラベンダー油、ベルガモット油、ティートゥリー油、クラリーセージ油(オニサルビア油) |
植物エキス | カミツレエキス、セヨウハッカエキス、メリッサエキス、セージエキス、レモングラスエキス、ユズ果実エキス |
植物性エキスを見るとホホバ油、小麦胚芽油など抗酸化作用のある油で髪の毛のコンディションや頭皮のコンディションを整えてくれる成分になっています。
他の成分はどちらかと言うと肌に優しい成分と言う感じと香りを楽しめるようになっています。
アロマのやさしさシャンプーのおすすめな方
アロマのやさしさシャンプーは肌が弱い方で髪の毛の質感を求める方におすすめのシャンプーです。100%肌に優しいというわけではありませんが質感とトラブルが少ないと言う両方を求める方におすすめです。
もちろんコンディション成分を入れればもっと質感が向上できますがそれは肌へのトラブルの原因にもなってきます。
肌に優しく髪の毛の質感が良いシャンプーはなかなかないのでアロマのやさしさシャンプーはおすすめなシャンプーです。
このシャンプーでもトラブルがある場合は質感は諦めた方がいいかもしれません。