皆様シャンプーを変えるとなんだか痒くなるという事がありませんか?
特に頭皮が弱い方で良く起こるのがシャンプーのかゆみです。特に冬などの季節は乾燥するのでシャンプーの後に痒くなることがあります。
これは頭皮の皮脂の油だけでなく皮膚が乾燥する事で起きる事が原因とされています。
また、それ以外にも皮脂の油が多くなってしまって痒くなるという事が原因で頭皮が痒くなる場合があります。
これは頭皮湿疹の原因と対策でもお話したとおり皮脂の油が多くなることが原因です。ではなぜ、そのような事になるのかを今回はご説明していきます。
スポンサーリンク
この記事の目次
シャンプーを毎日する事で皮脂の油が…
まず、こちらの記事を読んでみてください。私達人間は元々シャンプーなんてしなくても大丈夫だったのですがシャンプーの登場により頭皮は皮脂の油を出すのが当たり前になっています。
ですからシャンプーをしなければ当然皮脂の油が多くなりすぎて脂漏性湿疹の原因になったりします。それだけでなく皮脂の油が酸化して頭皮に悪影響を与えると言われています。
シャンプーをする事で頭皮を清潔にするって言っていますが実はあまり肌に良い事ではありません。シャンプーをする事いより皮脂の油は奪われ頭皮が乾燥する原因になります。
そんな中シャンプーがトラブルになるからノー・プーっていう文化も生まれつつありますが肌の事を思えばお湯洗いで十分だったりします。
でも、私達はカラーリングやパーマといった施術をしていますし、スタイリング剤・トリートメントなどを使用していれば絶対シャンプーをしなければいけません。
ですから、シャンプーを必ずします。
シャンプーは必ず髪の毛に必要な油分や頭皮に必要な油分まで奪います。そうすると頭皮は奪われた油分を分泌しようとするのです。
ですからシャンプー → 皮脂の油がなくなる → 皮脂の油を出す → 皮脂の油が過剰
と言う負のスパイラルに陥ります。
シャンプーを変えると痒い原因
簡単に言ってしまえば今まで使用していたシャンプーの洗浄力に合わせて皮脂の油を出します。
でも、洗浄力の弱いシャンプーに切り替えると体の反応が付いてこなくて相対的に皮脂の油が多くなり痒みの原因になります。
それ以外の要因もありますが肌が急激な変化についていけないから起こる原因だと言われています。
シャンプーの変更は体に慣らす事が大切
では今まで毎日していたシャンプーをやめるとどうなるか?当然、シャンプーをしなくなると皮脂の油が頭皮に残り酸化して肌のトラブルの原因になります。
でも、そのまま放置するとどうなるかと言うと皮脂の油の分泌が止まります。
※自分で経験しました
実は私達人間はこうやって適応する能力があるのです。でも急にシャンプーをしなくなると皮脂の分泌量は変わりません。
ですから重要な事は徐々にシャンプーをする回数を減らしていく事が大切です。やり方は簡単です。
1ヵ月間…2日おきにシャンプーをお湯シャンプーに変えるか肌に優しいシャンプーに変更する。
2ヵ月目…1週間に6日肌にお湯シャンプー優しいシャンプーを使って週末に今まで使っていたシャンプーを使う
3ヵ月目…完全に切り替える
と言う感じで変更する必要があります。これはシャンプーだけでなく育毛剤や基礎化粧品でも同じです。
少しづづ体に慣らしていくという事が非常に大切になってきます。
まとめ
急にシャンプーを変えると皮膚や頭皮が変化に追い付けない場合があります。ですからシャンプーは徐々に体に慣らすぐらいの感覚でいた方がいいのです。
もちろんトラブルの無い方はそのまま使い続ければいいと思います。
余談でありますが、私も頭皮が弱い身なので肌に優しいシャンプーを使用していますが皮脂の分泌量や頭皮の乾燥に応じてシャンプーを3種類ほど使い分けています。
シャンプーは1種類ではなく頭皮や髪の毛の環境で使い分けたいですね。